なにも無い空間という究極のパラレルワールドであるという真実に気づき数式で予言し、
さらにそれを証明できるまでにはもう少し時間を要するだろう。
それが解けたとしても疑問のすべて解消たわけではなく、ここからがまた別次元の疑問
がはじまるだけにすぎない。
こうして究極のパラレルワールド=無=空に辿り着こうとする生命の旅は永遠に続くだろう。
・・・・・・と ももこには思えた。
・・・・・・・・・・すでにそんな疑問⇒答えなど どうでもいいことだった。
さらにそれを証明できるまでにはもう少し時間を要するだろう。
それが解けたとしても疑問のすべて解消たわけではなく、ここからがまた別次元の疑問
がはじまるだけにすぎない。
こうして究極のパラレルワールド=無=空に辿り着こうとする生命の旅は永遠に続くだろう。
・・・・・・と ももこには思えた。
・・・・・・・・・・すでにそんな疑問⇒答えなど どうでもいいことだった。
ももこは全てを悟った。
そして生きている人間の知力では推し量れない深遠な世界も体験した。
その結果として ももこに少女期から疑問を抱かせていた正体がなんたるかも知った。
そして生きている人間の知力では推し量れない深遠な世界も体験した。
その結果として ももこに少女期から疑問を抱かせていた正体がなんたるかも知った。
ももこが生きようと念じた瞬間に心臓の鼓動が力強く再開した。
バーチャル体験マシンに横たわった状態で心臓が停止してから20分が経過している。
脳細胞は酸欠により死滅する寸前の状態だった。
バーチャル体験マシンに横たわった状態で心臓が停止してから20分が経過している。
脳細胞は酸欠により死滅する寸前の状態だった。
{明菜ちゃん 美香ちゃん 辛い思いさせてごめんね ももこ還ってきたよ!}
バーチャル体験マシンのモニター画面には、ももこの脳細胞の活動を映し出している。
錯乱状態の白から少しずつ至高のピンクに変わり やがて平安のブルーに落ち着いた。
錯乱状態の白から少しずつ至高のピンクに変わり やがて平安のブルーに落ち着いた。
遥かなる時空の旅からいま生還したのである。
ももこは数十年、いや数百億年分の旅を一度に経験していた。
それでも 地球時間では時空の旅へ出かけてからわずか1時間50分しか経っていない。
ももこは数十年、いや数百億年分の旅を一度に経験していた。
それでも 地球時間では時空の旅へ出かけてからわずか1時間50分しか経っていない。
明菜は只ならぬ気配に浅い眠りから覚めバーチャル体験マシンのモニター画面を茫然と
眺めていた。
そして我に戻った明菜は安堵で胸が一杯になり泣きながら ももこを抱きしめた。
眺めていた。
そして我に戻った明菜は安堵で胸が一杯になり泣きながら ももこを抱きしめた。
イメージは性感レズエステサロンで快楽の虜になるより
「ももちゃん・・・ごめんね・・・・わたし・・・うっぅ・・・・・」
明菜は ももこが生還しないときは自分も後を追うことを決心していた。
「ももちゃん・・・ごめんね・・・・わたし・・・うっぅ・・・・・」
明菜は ももこが生還しないときは自分も後を追うことを決心していた。
「明菜ちゃん ももこの我が儘で辛い思いさせてごめんね~」
「わたし・・・ももちゃんのことが心配で心配で」
「明菜ちゃん 心配をかけてほんとうにごめんね」
「そうよ あのまま ももちゃんが還ってこなかったら明菜だって生きてはいけないわ」
ももこは自分が死んだ場合の悲惨な未来を思いだしていた。
自分の意思で未来は変えられる、しかし同時に明菜を始め関係する全ての世界いや全宇宙
の未来までも変わってしまうのだ、今を生きるとはまさに一期一会の連続なのである。
ももこは共に生きるものへの大きな愛と活力が、内部より満ち溢れるていることに気付いた。
自分の意思で未来は変えられる、しかし同時に明菜を始め関係する全ての世界いや全宇宙
の未来までも変わってしまうのだ、今を生きるとはまさに一期一会の連続なのである。
ももこは共に生きるものへの大きな愛と活力が、内部より満ち溢れるていることに気付いた。
「どうしたの ももちゃん なんかへんよ」
「なんだか 人が変わったみたい」
「なんだか 人が変わったみたい」
「あっ ごめんね」
「あまりにも沢山の体験をしたもんで ちょっと疲れたのね」
「あまりにも沢山の体験をしたもんで ちょっと疲れたのね」
「そうね 疲れたのね今日はうちにとまっいけば?」
「ももちゃんの色々な体験話も聞いてみたいしー」
「ももちゃんの色々な体験話も聞いてみたいしー」
「うん ありがとう でも今夜は失礼するわ ごめんね」
ももこは自分が死んだ先の未来や、宇宙の成り立ちまで話してしまいそうで明菜の
提案を丁寧に断った。
あの体験は自分の中で言葉が熟成するまで胸に秘めようと決めたのだった。
提案を丁寧に断った。
あの体験は自分の中で言葉が熟成するまで胸に秘めようと決めたのだった。
「じゃね 明菜ちゃん ありがとう また近いうちにあいましょうね!」
・・・・・・・二人はしばし見つめ合い いつものさよならキッスを交わした。
イメージは純愛レズビアン ON LIVE 03より
「大好きよ ももちゃん 気をつけて帰ってね」
イメージは純愛レズビアン ON LIVE 03より
「大好きよ ももちゃん 気をつけて帰ってね」
夜風が ももこの疲れた身心を快く癒してくれた。
なにげなく空を見上げると ついさっき別の次元から眺めていた ももこだけの小さく
て儚く、それでいて無限の彼方まで続いている大宇宙が広がっていた。
なにげなく空を見上げると ついさっき別の次元から眺めていた ももこだけの小さく
て儚く、それでいて無限の彼方まで続いている大宇宙が広がっていた。