(勿論妄想の
平行宇宙でのことですが)
ももこの宇宙で西暦3376年に理解されるとすれば今それが解るのは
未来の確定となり矛盾しますね。
でも矛盾は無ないいのです!
前述の悟り(真理の理解)はあくまで ももこの宇宙でのことで今後生まれる
別の平行宇宙では別の展開になるのです。
本題に戻りましょう。
人類誕生の謎は この宇宙になぜ人類が存在する必要があるのか
と同じで究極はなぜ 我々の宇宙は創生されたのか
との疑問に辿り着く。
その疑問の答えこそ 悟りの真髄なのだが、多くの情報に塗れた現代人
には至難の技なのである。
では無垢のこどもならどうだろう?
ドイツの作家ミヒャエル・エンデは1973年刊の
『モモ』(Momo)で時間泥棒から
人類を守る救世主としてモモに悟り(
生命の花 )を見せている。
ストーリーには、忙しさの中で生きることの意味を忘れてしまった人々に
対する警鐘として、時間=宇宙の真髄を幼いモモに体験させている。
エンデが描く時間の正体はモモの心の中に存在し同時に全宇宙と一体
となり大きく共鳴している。
それは大人の言語で表現するするよりも 無垢のこどもが直感する体験の
ほうが正確に感受するからかもしれない。
残念ながらこどもは大人の言語でそれを表現できないし それ以前に大人
になると 無垢の直感力は退化し具体化された物しか見えなくなってしまう。
つまり悟りの真髄は
物欲という 煩悩に塗れた頭でいくら考えても答えは見い出せないのだ。
ミヒャエル・エンデは
アントロポゾフィーの
人智学の実践により真理理解に近い感覚を得していた。
関連した著書では『はてしない物語』映画の
ネバーエンディング・ストーリーで
人間の本性や欲望(煩悩)をはてしない物語として表現している。
エンデの目的は自身の悟りと大衆への正しい情報の伝達だったのだろう。
あの時代の科学では
時間と空間とエネルギーは一体で直結している事
などの概念(現代の通説)は全く理解されていなかった。
やむなく?エンデは子供向け童話で表現せさるを得なかったのである。
あれから1世紀、 現代の ももこがあえて最新の量子力学で悟りの真髄
の方程式とその解を表現しようと試みる。
まずは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
悟りの方程式の解を画像化する為には、空間を
エントロピーに置き換え
2次元化し事象の最小単位を4として演算する必要がある。
他に重要な演算子として
魔性の数式リーマン予想の証明の解も入れる
熱力学のエントロピーは宇宙空間の大きさとして表現できるので画像は
以下の2元陰陽対極図に類似した図が得られた。
勿論 実際の宇宙は、この4事象より遥かに多い多次元の事象が同時に
進行するので それを2次元、3次元化した像にすることは不可能である。
ここでは限定モデルとして中心方向を空間とし半時計回りを時間とした。
我々の宇宙は画像のA宇宙中間であり 現在でも加速膨張している。
やがて膨張速度は光速を超えエントロピーが最大になった時点で
相転移
が起こりB宇宙が忽然と始まる。
ここに
神の意思は必要なく、ただ無機的に変化しながらC宇宙、D宇宙へ
と永遠に変化していく。(
ただしあなたの意思は必要)
それは
大河の流れのように同じ風景に見えるが、そこを流れる水は絶えず
新しい水であり 絶え間なくず別の流れを生み出している。
その水分子の1個が1個の宇宙で、宇宙の集団が大河の流れとも言える。
1個の宇宙には数千臆の銀河があり、1個の銀河にも数千臆の恒星があり
1個の恒星に廻る惑星にも数千臆の生命があり、1個の生命にも数千臆の
細胞があり、1個の細胞にも数千臆の原子があり、そして1個の原子の中に
も素粒子の元(21世紀時点では仮説すらないので仮に元子とする)となる
数千臆から元子で構成されている。
さらに1個の元子でさえ数千臆の素元子(造語)から構成される。
つまり素元子の一兆倍の一兆倍の一兆倍の一兆倍の一兆倍の一兆倍
の一兆倍が上図の背景色部分を示している。
理論上では超大型計算機で素元子1単位として、その動きを計算するなら
上図の背景の正確な様相(色=事象の原因)を演算できるだろう。
これが宇宙の真の階層構造であり、その階層構造は極極微少から極極大
への流れが境目なく連続し全ての原元子に質量の無い波動が貫いている。
この概念が社会に定着するのが ちょうど西暦3000年頃になる。
つまり究極的には、すべて事象には明確な境がなく、個も無く 集団も無く
生と死も無く、無=空すら無ない ある種の波動の雲(幻)なのである。
何もない真空のだからこそ
相転移とインフレションにより全てを創生出来る。
この世界こそ悟りを得た生命の魂、またモモが見せられた生命の花だろう。
今から2400年前に苦行を極めた釈迦は 悟りの眼で これらの事象を一瞬
で見抜いたのだろうと ももこは推測する。
人類はこのように生命誕生から数十億年かけ霊長類まで進化し、それから
更に5000年の歴史を経て数式により全宇宙の真の姿を見出すのである。
ウォルト・ディズニーが夢見た未来都市
そこで完全に理解されるのが
全ての事象のどの様な苦悩も 心の在りようが創り出す幻影と同様
自我欲に囚われることなく 何ものにも偏らず在るがままを唯見つめなさい。
それが出来た生命の魂こそ 慈愛に満ち溢れた永遠の存在になるだろう。
人はその昇華した魂を偉大な神とか仏とかと呼びぶのかもしれない。
それに較べたら現代の人類なんて、未だ未熟なヒヨコ同然の生物なのである。
ヒヨコはやがて成長して種が絶滅しないような強い卵を残さなければならない。
しかし地球は数千年一度は小惑星の衝突や火山の大規模噴火、MG9クラス
の地震に見舞われる。
たとえそれらを運よくで乗り切ったとしても 数十億年後には 肥大化した太陽に
全てを焼き尽くされ地球上の生命は絶滅する運命にある。
人類だけが文明を成長させ科学でこの運命と対峙できる幸運があるのだ。
これこそが人類がこの宇宙に誕生した理由であり、宇宙創世の素因だった。
そして その究極の方程式は・・・・・・・・・・・・・・・・いや まてよ!
だめだめ! 今 これを明かしてもそれを証明する手段がないし 文明がそこ
まで成熟していない。
少しだけ文明を発展させた生物は、自分たちこそ宇宙の中心にある特別の
存在であると思い込む特性がある。(紀元前4000年頃)
犬 畜生とは別格で 自分らは世界の中心にいる選ばれし尊い存在なのだ!
天球の星々(宇宙)も自分らを中心として回転している!
文明、科学が進んだ現代では自分らは、どうも大宇宙の片隅にいるらしい!
もしかしたらその
大宇宙にも兄弟や子、孫宇宙が同時に存在しているかも
しれないらしい。そうに違いない!と気付いた・・・・しかし・・・・・・
・・・その証明方法は?・・・・人類はどこから来て 何処へ向かうのか?・・・
あと数百年間は、この難問の解を見出せないのが我々人類の宿命なのだ。
やはり西暦3376年まで真理の方程式は封印しておこう。
過ぎ去りし月日など
泡沫(うたかた)の夢の如しですもの!
ももこは 感謝と 喜びと 溢れる愛を 満たして今を生きる新たな決意を固めた。